指に負担をかけない指圧マッサージと |
施術者にとって手指は命。
その命である手指を潰しながら力で押しては、施術者はもちろん、何よりも患者様の負担になります。
指に負担をかけない指圧マッサージ法を習得することは、良い治療を行うために必要なことです。
ところが、多くの指圧マッサージや整体では、力で押さえ、指を潰しているのが現状です。
なぜそうなるのでしょうか?
施術のポイントになる経穴(ツボ)は非常に小さいので、その経穴に指で押すには技量がいります。
その技量が伴わない状態で指圧をすれば、当然効果は得られにくいので、それを補うために、力を加えて無理に押えようとします。その結果、指が力に耐え切れずに潰れ、代わりに力で押さえてしまうことで体力が消耗するのです。
こうなっては施術者の命である指を有効に使えず、体力を大幅に消耗してしまい、よりよい治療を患者様にご提供することができません。
さらには、施術者自身も体や指を壊し、自分の好きな指圧マッサージの仕事が続けにくくなる可能性があります。
それが非常に悲しいのです。
どうすれば、指体に負担をかけず、有効な治療を施すことができるのでしょうか。
私は、治療院での臨床経験と養成校での講師経験から、その事について研究と実践を積んでまいりました。
正しい姿勢、そして身体と指の使い方によって指圧マッサージをすれば、指に負担をかけず体力を消耗せず、集中力も高まって、よりよい施術が可能です。
この施術方法を中心に指導することで、指圧マッサージ等の仕事を開業・天職とされる施術者が増えていくことが、当塾のコンセプトであり、想いです。
的確に施術し治療につなげるためには、体の構造と機能を知り、経験に基く理論が必要になります。
そのためには、養成校で実際に教えてきた経験と治療院経験での実践から得た知識をお伝えし、すぐ実践できるよう、繰り返しわかりやすく指導してまいります。
座学で終わらず、すぐ実践に使える技術をお話ししつつの講義ですので、学んだ知識を実践につなげることに最適です。
復習とまとめを繰り返しながらお話ししていきます。
養成校の講師をしながら開業し15年 最初はより経験を積もうと60分1000円から始め、最高で月100人の患者様の施術に携わってきました。その後経験と技術を積み、10年がかりで少しづつ現在の形となってきました。私は思います。「経験も技術も1日にしてはならない」と手軽に開業できますよとは言いません。ただ、私が失敗してきて得た経験を(体を壊してリタイア仕掛けたこともあります))お伝えし、より集中的に学び発展していっていただくノウハウをお伝えします。ただ何度も言うように「経験も技術も1日にしてはならない」です。一つ一つを心を込めてお伝えします。天職としていくために学ぶんだという気持ちを以て当塾の門をたたいてくださる事をお待ちしています。
指に負担をかけたり、体力に負担をかけたりせずに、効果的な指圧マッサージをするためには、的確にポイントを掴むことが大切です。
東洋医学であれば「ツボ」であり「経絡」、そして筋であれば「トリガーポイント」というものでしょう。
このツボもポイントも、目で見えているわけではありません。
つまり “触れて” 探り当てなくてはなりません。
その為にはどんなに大きな人でも探れる簡単なポイントに触れることが大切です。
このポイントは骨です。
厳密にいえば、身体の外、肉や脂肪でおおわれても触診できる骨の場所です。
まず触診解剖学では、この外から必ずわかる骨の場所に確実に触れられる勉強をします。
その上で筋肉・ツボを骨から探る練習をし、的確にツボを見つけ触れる練習をマンツーマンでお伝えします。
触診のポイントを何回も繰り返していきますので、触診技術もアップしていくことでしょう。
触診技術は、指圧マッサージがうまくなるポイントの一つだと思ってください。
90分は養成校での講義時間と同じ時間で、休憩を交えながら進めていきます。
マンツーマンで行うので、ご自身の体調やスケジュールに合わせ、学びやすい体制を整えます。
その為、約変更・キャンセルは「前日まで可能」です。
(当日キャンセルは1回分講義の消化とさせていただきます)
指を痛めたり身体に負担を加えたりせずに、効果的な治療をするためには、解剖的な知識や触診技術だけでなく、指圧マッサージの基本・応用が必要です。
それをできるだけ短期間でお伝えするためにはマンツーマンでなくては伝わらないと考えております。
そのため、じっくり実践を通して繰り返しマンツーマンで行うことを重視した学習体制をご用意しております。
養成校に通われている方にとって一番気になるのは、技術を身につけつつも、普段の授業を理解しながら、同時に国家試験の勉強もしなくてはならないことです。
当塾の塾長は、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の養成校で長年勤めております。
本塾を受講しながら、学校で学ぶ上でのポイントや、国家試験対策の相談も対応させていただきます。
塾長は、養成校では国家試験対策の授業も担当していましたので、安心して勉強を進めていきましょう。