指圧マッサージ塾特別講義のご感想
実技講習会に参加させていただきありがとうございました。
実際に麻痺をもっている患者の方のリアルな状態を直接触れて感じることができ、勉強になりました。体の拘縮というものがどんなものか、授業で聞いていたのですが、実際の方の苦労を目の前で見て体感させていただいて、自分は麻痺を患うという事がどんな事なのか、全然わかっていなかったと痛感しました。
また、施術前と施術後の状態の違いを見せていただいて、坂本先生の技術のすごさに改めて実感いたしました。それを惜しげもなく教えてくださる先生の熱意にいつも感謝でいっぱいです。
一日でも早く坂本先生の技術を習得して、先生に認めてもらえる施術者になり、疾患で苦しんでる方を助けてあげたいです。これからもよろしくお願いします。
(鍼灸あんまマッサージ指圧 専門学校3年生 男性)
指圧マッサージの施術前後の違い
今回、この患者様にお越しいただくにあたり、講習会前後に送迎をさせていただいたので、そのときの様子をここに記録しておきます。
気温も高い5月の午前10時40分頃、お住まいのマンションまでお迎えにあがりました。最終的に外に出るためには、エントランスにある2段の階段を降りなければならないのですが、このとき患者様には車椅子に乗っていただき、私とスタッフで車椅子ごと2段の階段をおろしたんですね。
健側を使って壁にもたれながら一瞬でも立てたら車椅子だけを先に下ろすことも可能ですが、それができないくらい体が拘縮していたんです。
そして、午後に指圧マッサージをさせていただくと、午前とはまるで別人かのように、エントランスにある2段の階段をご自身の力で上がられたのです。講習会後の施術ベッドから車椅子に移られる動作も、非常にスムーズでした。
私はこのような光景を何度も見ておりますので、「拘縮したら動かせない」「麻痺していると動かせない」とは断言したくないんです。
ところが、このように硬くなったところから徐々に解して可動域を広げられる指圧マッサージ師には、なかなか出会えません。指圧マッサージを行うプロでも「拘縮してたら難しいよね」と思ってしまうところがあるので、指圧マッサージの可能性も広がらないし、患者様のQOLも向上しません。これはとてももったいないことです。
まずは、指圧マッサージを行う私たちが、その可能性に気づき、理屈や根拠を知り、実践してできるようになることが必要なんです。なかなか学校では学べないリアルな技術を、一緒に高めていきませんか。
そして私は、国家資格の有無なんて関係ないと思っています。坂本指圧マッサージ塾には、整体師養成スクールもあり、この患者様にご協力いただいた講習会にも積極的に参加し、習得しておられたからです。
活きた指圧マッサージを習得したい方は、いつでもご連絡ください。普段の講義はマンツーマン~少人数で行っております。
今回のような特別講義は、基本的に普段の講義に参加されている方に向けてご案内しておりますので、興味のある方は無料ガイダンスにお越しください。
鍼灸指圧マッサージ師を目指す専門学校生の方はこちら
一般の方は「整体師・ボディケアセラピスト養成スクール」をご覧ください。
国家資格をお持ちの方はこちらからどうぞ。