なぜ施術者の「指手の柔軟性・強度」が大切なのか
こんにちは。坂本指圧マッサージ塾塾長の坂本周平です。
日々の施術、本当にお疲れ様です。
私たちがクライアント様の心身に向き合う中で、最も大切な「道具」となるのは、私たち自身の手指です。
当塾では、「いかにして指に負担をかけず、効果的な施術をするか」を大切にお伝えしていますが、どんな手技を習得しても、指が弱く、硬いままでは、いずれご自身の指体に負担をかけてしまいます。
施術者の指手を守ることは、施術者自身の命を守ること。そして、触診技術や手技技術の向上、さらには自身の精神体のメンテナンスのためにも欠かせません。
そのために重要なのが、施術に耐えうる【指手の柔軟性、ある程度の強度】をつけることです。
この記事では、あなたの施術人生を支える大切な手指を守り育てるための「手を柔らかくし、ある程度の強度をつける運動」を、基礎編から応用編までご紹介します。ただし、力をつけることよりも、身体を緩め、柔らかくすることが大前提であることを忘れないでください。
こんにちは、坂本指圧マッサージ塾の塾長、坂本周平です。
今回は、特に高齢者の方や整形外科的な疾患を持つ方に多い、「足を上げてもなかなか改善しない重度の浮腫(むくみ)」に対する、坂本指圧マッサージ術を用いた具体的な施術法の一例をご紹介します。
浮腫の施術は、ただ水分を流せば良いというものではありません。原因を深く突き止め、筋ポンプ作用と関節の可動域に根本からアプローチすることが極めて重要です。
一般的なマッサージは「うつ伏せ」が基本なのに、なぜ坂本指圧は「仰向け」なのか?
こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
マッサージや指圧と聞くと、「うつ伏せ」で施術を受けるイメージが強いかもしれません。しかし、当塾でお伝えしている坂本指圧マッサージ術の基本スタイルは、あえて「仰向け(仰臥位)」が中心です。
もちろん、横向き(側臥位)やうつ伏せ(腹臥位)の施術も行いますが、大半の時間を仰向けで過ごします。これは、当塾のモットーである「指体に負担をかけず効果的な施術法」を追求した結果です。
仰向け施術には、施術者と患者様の双方にメリットをもたらす深い理由があります。今回は、その核となる考え方と、仰向けを大切にする6つの理由を詳しくご紹介します。