指圧マッサージって、うつ伏せになっている患者さんに対して、立った施術者が体重をかけるイメージはないでしょうか。
施術者は親指に力(体重)を込めるので、施術者の中には親指を潰してしまわれる方がいらっしゃいますし、「親指を潰してなんぼ」と目上の人に言われていた方もいらっしゃいます。親指を守ってくれるサポーターも販売されているくらいです。
ところが、親指が潰れたり痛くなったりしてしまうのは、「職業柄仕方がないことだ」とは思ってほしくないのですね。
坂本指圧マッサージ塾では、施術者の身体を守ることが大切だと常々申し上げております。潰れたような親指では、経穴(ツボ)を捉えきれません。ただ凝り固まった筋肉をぐいぐい力押ししてしまい、悪循環になります。
2025年4月のマンスリー勉強会では初参加の方もいらしたので、この基本に立ち返っての指圧マッサージ技術を習得する時間になりました。