指に負担をかけない!グーパー体操と指圧を組み合わせたセルフケア
この指圧とグーパー体操を組わせた方法は、セルフケア指圧をより効果的に効かせるのにおすすめです。
ポイントは指圧のポイントをしっかり押さえられるか、ということです。
このポイントを押さえれば、多くの指圧ポイントで応用できます。
親指の付け根に対する指圧グーパー法
指圧グーパー法(準備):指圧ポイントにしっかり指圧し固定する
【親指の付け根の指圧グーパー法の場合(魚際穴に対する指圧グーパー法)】


手順1:掌を上に広げ軽く掌を内に向け親指を少し上に向けます。そして親指の付け根から手首までにある「母指球(ぼしきゅう)」といわれる膨らみを確認します。このふくらみは掌から大きく親指の外側まで楕円形の形をしてます。
手順2:母指球を確認した後、母指球の膨らみを掌側と表側のちょうど境に対し縦にわけます。ちょうどこの縦の線は、掌側と表側の境目になります。境目は表側は日に当たり濃い色に見え、掌が薄い色に見えるので境目はわかりやすいです。
手順3:この母指球の掌側と表側の境目の線上の真ん中にあるのが今回の指圧ポイントです。3枚目の画像に赤点で示したところ(魚際穴:ぎょさいけつ)をご確認ください。
手順4:指圧する手を指圧される側の手の下にいれ、支えとします。掌の上にしっかりのせて支えにしてください。



手順5:指圧ポイントをしっかり確認して、指圧ポイントの真上から(掌側と表側の境目のちょうど上)親指の指腹で押さえます。最初は軽く乗せる程度で指圧ポイントを確信するように押さえます。
手順6:じんわり痛気持ちいい程度に押さえます。ここでブレないように押さえる事がポイントです。この時点でしっかり押さえれていれば指圧感をしっかり感じられます。
手順7:この指圧した体制を動かさずにないで、今度は指圧された手をゆっくりグーパーさせます。この時、指圧ポイントに指圧した手指は動かさず、しっかり固定させるのが大切です。
このグーパーを何回か繰り返してみましょう!指圧感が伝わてくると思います。
親指は思っている以上に負担がかかりやすい
皆さん、パソコンでデスクワークする姿・スマホを持つ手の体勢を想像してみてください。
パソコンでデスクワークする姿は手の甲を上にして作業していると思います。この体制は5つの指に負担がかかりやすい体制になってます。
またスマホを持つ姿勢は親指は真上にあって親指で主に動かすので、パソコンをする体勢上に、親指に多大な負担がかかっているのです。
なので親指は常に日常生活で負担がかかりやすいのです。これに施術で親指を酷使すればそれは傷めやすいですよね。
でも日常の生活でも欠かすことはできません。だからこそ、上記でご説明したセルフケアが必要なんです。
意外と肩こりの予防にも繋がりますので、ぜひやってみてください。