こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の塾長、坂本周平です。
指圧マッサージや整体をおこなっている施術者の皆さんが、ご自身の指体に負担をかけず、より効果的で質の高い施術を提供するためには、日々の地道なトレーニングが欠かせません。
指を傷めない指圧のために、そしてご自身の指体に負担をかけない施術のための「グーパー体操」の基礎と応用をご紹介しました。
実は、この指先のトレーニングこそが、脳の柔軟性を高めることにも繋がり、施術の質を格段に向上させる鍵となるのです。
▶ 施術者の指にも負担をかけない「手を柔らかくする運動」基礎から応用まで徹底解説
なぜ施術者の「指手の柔軟性・強度」が大切なのか
こんにちは。坂本指圧マッサージ塾塾長の坂本周平です。
日々の施術、本当にお疲れ様です。
私たちがクライアント様の心身に向き合う中で、最も大切な「道具」となるのは、私たち自身の手指です。
当塾では、「いかにして指に負担をかけず、効果的な施術をするか」を大切にお伝えしていますが、どんな手技を習得しても、指が弱く、硬いままでは、いずれご自身の指体に負担をかけてしまいます。
施術者の指手を守ることは、施術者自身の命を守ること。そして、触診技術や手技技術の向上、さらには自身の精神体のメンテナンスのためにも欠かせません。
そのために重要なのが、施術に耐えうる【指手の柔軟性、ある程度の強度】をつけることです。
この記事では、あなたの施術人生を支える大切な手指を守り育てるための「手を柔らかくし、ある程度の強度をつける運動」を、基礎編から応用編までご紹介します。ただし、力をつけることよりも、身体を緩め、柔らかくすることが大前提であることを忘れないでください。
それでは今回はセルフケアでできる、指を痛めない予防 指圧グーパー体操2(合谷腕骨2点指圧編)をご紹介していきますね。
何度もお話ししますが、ココで一番大切な事は、指圧ポイントに確実に指圧固定できる事が大切です。そして、指圧固定を動かさず維持したまま、グーパーさせることにあります。では手順を説明していきましょう。


パソコンでデスクワークする姿は手の甲を上にして作業していると思います。この体勢は、5つの指に負担がかかりやすいです。
またスマホを持つ姿勢は親指は真上にあって親指で主に動かすので、パソコンをする体勢の上に、親指に多大な負担がかかっているのです。
人と動物を比べ、人が動物より優れている点は、脳の知性と手先の器用さが優れているお話しました。人は他の動物より身体的に弱い生き物で、その弱さをカバーするために、手先をより動かすようにすることで、鎖骨や肩甲骨が発達し肩幅が広くなりました。
手先を動かし(鎖骨や肩甲骨発達したことで)肩幅がひろがり、脳血流が上がる事で知性も高まった話もしました。だからこそ、肩から腕や手先を大きく細やかに動かすことは、脳を柔らかく鍛える事にもなるのです。
こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
「指や体に負担をかけず施術していく為には、手指の柔軟性と強化が必要」というテーマで、手指のストレッチ方法をご紹介しております。