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治療家のための指や腰を痛めないマッサージ塾 坂本指圧マッサージ塾

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指圧マッサージで注意したい状態と時間帯

指体に負担をかけない指圧マッサージ 大阪

こんにちは、坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。

今回の内容は、指圧マッサージで注意していただきたい「状態」と「時間帯」についてお伝えしますね。


1,指圧マッサージを受ける際に注意したい状態

  1. 熱がある時
  2. 強いだるさ・眠気・めまいなどの不快症状が強い時
  3. 筋肉痛が激しい時
  4. 腰痛・首こりなど痛みが激しい時
  5. 皮膚などにアレルギー症状や腫物がある時
  6. マッサージ前・中に気分が悪くなった時

2,指圧マッサージで注意したい時間帯

  1. 入浴直後がお勧めしない理由
  2. 食前の空腹時のマッサージはお勧めしません理由
  3. 食後直後のマッサージをお勧めしない理由
  4. 飲酒時はお控えください

それぞれ解説してきます(^^♪
指圧マッサージを活用していかれる、あん摩マッサージ指圧師・セラピストさんには特に大切な事なので、ご覧ください。

指圧マッサージを受ける際に注意していただきたい状態

まず前提として、持病があってお医者様に筋トレやマッサージを禁止されているお体の状態の方はお控えください。

強めのマッサージは筋トレぐらい負荷が体にかかりまずので、その点を十分ご注意くださいませ。


熱がある時(風邪症状が強い時も含む)

マッサージは自律神経の調節を行い、体の軽度なだるさ・不調などには効力を発揮しますが、熱以外の症状がなくとも熱が微熱以上ある時はお勧めできません。マッサージ自体、効果として体の新陳代謝の促進が挙げられますが、これが逆に熱がある時には、さらに熱を高め悪化させる恐れもあります。

なので、熱が下がるまでは、お控えください。



熱症状が治まった後のマッサージは有効!(ただし~軽めのマッサージから)

熱症状が強くでた後、熱症状が治まっても体はその影響で固まったままの事が多いです。
その時こそマッサージの出番です。軽めのマッサージから様子を見ながら行ってください。

強いだるさ・眠気・めまい・腹痛・頭痛などの不快症状が強い時

マッサージは自律神経を整え、軽い強いだるさ・眠気・めまい・腹痛・頭痛などの不快症状の改善には効果的ですが、その症状が強い時はマッサージはお控えください。症状が悪化することもあるからです。

症状が緩和されても、その症状の影響で体は固まっていますので、その固さ・コリを取る意味でも、軽めから様子を見ながらマッサージをしてみてください。

激しい症状が治まらない、強くなっているなどがあれば、医療機関にご相談ください。


筋肉痛が激しい時

筋肉痛の緩和はマッサージでは有効ですが、筋肉痛が強く出ている時は逆に悪化させる恐れがありますのでお控えください。

「たかが筋肉痛」と思わないでください。様子をみて2・3日たてば筋肉痛の症状も収まってくるかと思いますので、それからマッサージをしてみてください。

ただし 強い筋肉痛がいつまでも緩和されない、その強い筋肉痛に伴い、体調不良が出てきたときは、内臓器官などに影響が出ていることも考えられるので医療機関にご相談くださいませ。

筋肉痛 マッサージ

腰痛・首こりなど痛みが激しい時

腰痛・首こりなど痛みが激しい時は、基本、マッサージはしないでください。症状が緩和されるのを待つか、専門家にご相談ください。
また激しい腰痛や首コリが何日も続く、緩和されない、何もしていないのに痛みが続くなどがあれば内臓器官などに、問題があるかもしれませんから医療機関にご相談ください。
症状が緩和され来たらマッサージは痛みの緩和に有効なので、軽めのマッサージから様子を見ながら行ってください。

皮膚などにアレルギー症状や腫物がある時

基本、マッサージは皮膚を擦するのでその患部周囲はおやめください。できるだけ患部から離れた部位のみにしてください。
熱感やかゆみなどの不快症状がある時はマッサージ自体をおやめください。マッサージをしている際に、かゆみや痛みなどが出てきた場合はすぐやめて、症状が治まらない場合は医療機関にご相談ください。

マッサージ前・マッサージ中に気分が悪くなった時

マッサージ前に気分が悪くなれば、当然、マッサージはお控えください。マッサージをしている時も、症状が強くなったり、気分が悪くなったりしたらマッサージは中止してください。

マッサージは症状の緩和など非常に優れた手技ですが、使い方・使う状態によっては悪化させる事もありますので、激しい症状が治まらない、強くなっているなどがあれば、医療機関にご相談ください。


指圧マッサージを避けたい時間帯

入浴直後

入浴はかなり体力も消費します。そして体の中心に熱がこもり血の巡りがかなりよくなっています。この状態で、マッサージをすると一気に血流が良くなるため、低血圧や低血糖・強いのぼせになる可能性があります。特にのぼせや持病のある人は注意してください。


食前(空腹時)

マッサージはその刺激量・強度にもよりますが、軽い~中程度の筋トレくらいの体力を使いますし、消化を促進させる作用があります。そうなると低血糖・低血圧状態になる可能性があるのでお勧めしません


食事の直後

食後の消化を促進するのでマッサージの効果は高いですが、食後直後の満腹時は胃などの消化管に血流が集まっています。しかしその時にマッサージをしてしまうと筋の方に血流が集まり、消化管の血流が減り、消化不調に陥る可能性がある為、食後直後はお勧めしないんです。


飲酒時はお控えください

飲酒時は体の感覚が低下しやすく、マッサージの感度が落ち強めのマッサージになりすいです。また血の周りが良くなりすぎ、めまいや体調不良になる場合もああります。

ただ飲酒後の二日酔いに効果があるので、飲酒前1時間~30分前にマッサージをするのは効果的ですが、酔いが回る事もあるので軽めのマッサージにしておいてください。飲食して次の日にちに落ち着いたらマッサージをされると、飲酒で眠りが浅くなるので、寝不足の体を目ぎらすのには最適です。


塾長より一言

今回は指圧マッサージをする際、注意していただきたい状態と時間帯のお話しをしました。
マッサージは体の不快症状をとり、快適に生きる際にお勧めしたい手段ですが、それもただすればいいわけではありません。

マッサージは人を活かすものであっても、使い方を間違えれば、人を傷つける事もあるこを理解ください。

だからこそ、当塾では、マッサージの効果的な手技を伝える前に、患者様のお体はもちろんの事、自身の体や指を痛めない負担をかけない手技の基本をお伝えし、このような指圧マッサージを行う際の注意事項などをお伝えしています。

どんなにすばらしい技術を持ていても、人の体を触ることの責任・相手への敬意のない方に指圧マッサージはお勧めできません。
その事を大切に当塾では日夜、受講生ともに指圧マッサージを学んでおります。

ご興味のある方はお気軽に無料ガイダンスにお越しくださいませ。

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