こんにちは、坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です前回に、「指を痛めない指圧のコツ1ー脇を締めるべし」をお伝えしました。
今回は、脇を締めた姿勢の上で、次に行う肘と前腕のお話しについてお話しします。
脇を締めるだけでは、まだ指を痛めない指圧は不十分です
肘や前腕。手k首以外にも体の姿勢などい大切な事は存在します、
今回は肘前腕の姿勢についてお話ししてきます
肘の位置のポイント
前回のブログで確認した通り、脇が閉じている方が押しやすいのはわかりますが、今回はさらに、肘と手の位置の違いを見てほしいのです。
実はこの肘と手の位置も、脇を閉じている(パターン1)の方が押しやすいのです。
パターン1
では次に、下の写真の様な手・肘の位置で壁に手を当て押してみてください。この脇を開いている方(パターン2)は先ほどのパターン1に比べ、壁に手で押すと肘が曲がり、力が伝わりにくいのをおわかりいただけますでしょうか。
パターン2
これを前回と同じように、そのまま下に向け、指圧の態勢をとってみるとこんな感じです。
パターン1の方は肘が曲がることなく、まっすぐ圧が伝わる事ができますが、パターン2が肘が曲がりやすく、その為圧が肘の外に逃げてしまい
しっかりした圧で押える事ができません。
そうなるとより圧を使える為、施術者の体重をかけてしまったり、無駄に力を加えがちになってしまったりするのです。
ではなぜパターン1の姿勢は肘が曲がりにくく圧が伝わりやすいのか、そしてパータン2の姿勢は肘が曲がりやすく伝わりづらいのか。
次回のブログでご説明します(^^♪
そこには、前腕にある橈骨と尺骨の位置関係、肘が体幹から遠いのか近いのかなどが関係してきます。
坂本指圧マッサージ術流の理にかなった肘と手首の姿勢をご紹介します。
塾長より一言
「指圧は指で押さえるるもの、指は鍛えてなんぼ、指は痛めてからが本番、指も頑丈になり指圧に耐えられる。」
この業界では、そんなことをよく言われてきました。
そして、押える指以外の正しい姿勢の事はあまり教えてもらえない現実が多くあったように感じます。
でもそれでは、指を潰し耐えれない人は続けれない。多くの人には受け入れられない指圧となるのではないでしょうか?
私はそんな事にはしたくない。多くの人に「指圧は指を痛めてなんぼ、耐えてなんぼ」ではなく、正しい姿勢、正しい手順をすれば傷めるない事を知っていただきたいと思います。
そして正しい姿勢・手順、1つ1つには意味があり理論がある事も伝え、再現性のある方法をお伝えしていこうと思っております。
このブログはその一端と思っていただければと思います(^^♪
指を痛めない指圧マッサージに興味のある方は、一度無料ガイダンスにお越しください。