指を痛めない指圧マッサージを教えている坂本周平です。
毎月2回、技術講習会をおこなっていますので、この記事ではその様子をお届けします。
今回のテーマは、「肩甲骨解剖学復習、肩甲骨背部からの施術の復習、仰臥位からの肩周り施術の基礎」でした。
6名の参加者さんが来てくださいました。
専門学校生さん、当塾で整体師を目指されている受講生さん、国家資格をお持ちのプロの方も一緒になって学んでいます。
今回の内容は前回の続きですので、前回のレポートを載せておきます。

毎回、体の構造を理解(復習)します。
触診技術も上げなければいけませんが、そもそも骨や筋肉はどうなっているのかを分かっていないと、硬くなった部位をただ押すだけになってしまいます。
それだとその場ではスッキリしても、効果は持続しません。
よく「マッサージはすぐ元に戻る」という人がいますが、マッサージが意味ないのではなく、施術する人が理解してやっているかが大事なんですね。
坂本指圧マッサージ塾ではオリジナルテキストを配布してやっていきます。
ガチガチ肩コリほど繊細に指圧マッサージを

日本人のほとんどが肩コリに悩まれています。
力任せに揉んでしまったら、どんどん悪化し、更に硬くなるという悪循環に陥りやすいです。
だからこそ、体の構造を思い出して繊細に小刻みに手を動かしていく必要があるのです。

肩コリにアプローチする施術は、患者さんがうつ伏せになっているイメージがありますが、仰向けの状態でも可能です。
うつ伏せがツライ患者さんにもできますし、仰向けっていちばん自然な姿勢なので、基本的な指圧方法をお伝えしました。
指圧って親指でグイグイ押すものだと思われる方が多いですが、坂本指圧マッサージ塾では、親指だけに頼らないので、指を痛めない指圧が可能になるのです。

座位でもできる方法がありますし(写真参照)、座位でおこなっているこのやり方は、仰向けの姿勢でもできます。
重要な筋をとらえることができれば、あとは牽引したり、ぐらつかないように固定させたりと工夫することで、力に頼らなくても指圧の強弱をつけることができます。
環境や患者さんの姿勢に合わせた指圧マッサージができるようになりますね。
短い尺ですが、いくつか動画を掲載しておきます。
講習会の紹介目的で撮影しておりますので、技術習得のためにご覧になっても見づらい点があるかと思いますが、本気で習得したい方はぜひ坂本指圧マッサージ塾にいらしてください。
※動画の見よう見まねで行ったことに対して、当塾は一切責任を負えませんのでご了承ください。
技術講習会のご案内

毎月2回、少人数で指圧マッサージの講習会をおこなっています。
坂本指圧マッサージ塾がはじめての方は、事前に無料ガイダンスにお越しください。
無料ガイダンスの日程とご予約に関しては、
TOPページにカレンダーがございますので、ご確認くださいませ。