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治療家のための指や腰を痛めないマッサージ塾 坂本指圧マッサージ塾

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指圧マッサージ塾を始めた理由2(闘病・復帰編)

指体に負担をかけない指圧マッサージ 大阪
こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。前回に引き続き、指圧マッサージ塾を始めた理由についてお話しします。


1~3に分けてお話していきます。前回(1と2)はこちら→私が 指圧マッサージ塾を始めてた理由1(教員経験編)

  1. 教員経験と大病を患った事
  2. 鍼灸専門学校での教員経験
  3. 大病を患いそれからの復帰にて
今回は3つめの「大病を患い、それからの復帰にて」をお話ししてきます。
【前回のまとめ】

教員経験きっかけとして2つ。

1つ目は、卒業生が、馬車馬のように研修も満足に受けられずに働かされるところが多く、その結果、指を痛め体力を消耗し、指圧マッサージの道を諦める方がいるというお話しをしました。2つ目は、技術を習得する学校では、大勢の人に技術を教えるのは非常に難しい。

この2つの経験をを踏まえ、当塾は、指を痛めない体に負担をかけず効果的な施術を習得してもらうためにも、マンツーマン・少人数制の塾を始めました。


今回は、指を痛めない体に負担をかけず効果な施術、つまり当塾の技術、坂本指圧マッサージ術ができたきっかけ(塾を開くきっかけ)を書いていきます。それは私が、持病の糖尿病がが悪化し 透析にいたっていまったところから始まります。それではいってみましょう(^^♪

大病を患い、それからの復帰にて

まずは、私の病歴について簡単にお話ししますね。

私の主な病歴

2000年 糖尿病発症

2015年 過労とストレスなど、から糖尿病悪化し糖尿病病性網膜症【現在は状態安定】

2019年 薬剤の副作用により糖尿病性腎症悪化→透析に至る

2020年 腎移植【現在安定】

2021年 塾を開塾


といった経緯をたどりました。この透析→腎移植から復帰にあたる約2年間で私が体験し、経験した事が塾を開くきっかけの一つとなったのです。

それは私が2019年、薬の副作用で一気に腎機能が悪化したところから始まります。

闘病生活の状態を安定させたのが鍼灸指圧マッサージだった

ここから少し、その当時の私の状態をご紹介します。2000年に糖尿病を患って20年、ストレスや過労などで2015年に合併症である糖尿病性網膜症になり手術をしました。(糖尿病合併症の体験記は、また別の機会にご紹介させていただきます)その結果、網膜症の進行は止まり、現在に至るまで安定してます。

またその時に、軽度の糖尿病性腎性になっていることもわかり、病院に通いながら、自身で行っていた鍼灸指圧マッサージで、持病はありつつも症状を抑え、良好な状態を保つ事ができていました。
しかし、病院での治療薬が変わったことにより、拒絶反応が出て一気に腎機能が悪くなる事態になったのです。

この悪化の速度は速く、2か月で軽度の腎症から透析が必要な数値にまでいく事となったのです。また症状も一気に出て、むくみが非常にひどく当時65キロだった私が2か月後には95キロまで増え、その30キロはすべてむくみという状態で、うっ血性心不全を起こしていました。

このような状態になると、日常生活が送れないのが普通でしたが、私はむくみ以外の不快症状はなく過ごせていました。状態が悪化したにも関わらず、むくみ以外の症状が出ずに過ごせていたのは、日々行う鍼灸指圧マッサージのおかげと思っています。

その後、むくみを取るため、透析を行う心臓の機能も80%に回復し、2か月透析を行った後、腎移植手術を受ける事が出来ました。
(心臓の機能がある程度回復してなければ腎移植手術は受けられなかったので、本当に鍼灸指圧マッサージのおかげだといえます)
ちなみに腎移植がおわった後は、心臓の機能は完全回復していました。

腎移植手術後・復帰で私がしていたセルフケア指圧マッサージとは

腎移植手術はお腹を30センチも切る大手術でしたが、次の日には立ち上がり訓練をしていました。これは手術前から復帰に向けてトレーニングしたのと、術後の痛みを指圧マッサージで抑えられたのが良かった思います。
集中治療室で術後の翌日に立ち上がり訓練する人は、あまりいないと驚かれたほどです。でも私は、早めに復帰したかったので、トレーニングと指圧マッサージを術後も毎日していました。

腎移植手術直後から退院・復帰まで行っていた指圧マッサージがこの坂本指圧マッサージの原点なんです。

術後翌日から立ち上がり訓練を始められたとしても、体力も力もほとんどありません。


しかし、私は、今の状態を早く回復させるためには、セルフケアの指圧マッサージをする事が大切と思っていたので、どうにか術後の力がない、体力のない状態で、指圧マッサージをできる方法を、今までの臨床経験・技術を踏まえて、試行錯誤しながら、考えだし、自ら行ったのが坂本指圧マッサージ術です。

指にも体重はかけられません。だからこそ、指に負担をかけず、体力を消耗しない坂本指圧マッサージ術は生まれたのです。

この技術を、前回お話しした「指圧マッサージは好きだけど、指を痛めて力がないから諦めざるを得なかった方」、「歳を重ねていても続けていきたい方」、「(私のように)病から復帰してこれから指圧マッサージを行っていきたい方」、多くの方に知っていただき、お役に立ちたいと思い、指を痛めず体に負担をかなくとも効果のある坂本指圧マッサージ術を伝える坂本指圧マッサージ塾を開こうと思ったのです。

多くの方々がこの仕事を天職として、多くの方に寄り添う施術ができれば、それは社会の役に立てると思っています。


これが私が塾を開くきっかけ・思いです。

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