指を痛めない指圧マッサージ塾の坂本周平です。
整体師養成スクールのカリキュラムにある実技(整体技術習得)は、マッサージ未経験の方が着実に身につけられるように、次の3ステップを踏んでいきます。
- セルフケア(自分の手足にマッサージしてみる)
- 講師(坂本)に施術してみる
- 専門学校生や卒業生に施術してみる
まずはとにかく、自分の手足(届く範囲)で練習します。ツボを捉えたり、筋肉を触って把握したりして、座学で学んだ体の構造を立体的に確認しながら、ここで施術の第一歩を踏み出します。自分の施術の感触がわからないまま、いきなり人に施術することはありません。
セルフケアで感覚をつかめてきたら、一緒に受講している方がいらっしゃれば受講生同士でも施術をし合います。そして講師である私に施術していただきます。その次のステップが、他の受講生-同期の方ではなく、“先輩”にあたる方に施術をしていただきます。
このブログでは、実際の様子をご紹介しますね。
指を痛めない整体技術を使って施術してみよう!
坂本指圧マッサージ塾には鍼灸師・按摩指圧マッサージ師の国家資格取得を目指す専門学校生も在籍しています。また、整体師養成スクールの卒業生も、施術モデルとしてご協力いただくことがあります。

そのような受講生や卒業生をモデルにマッサージをすることで、施術を受けた本人からアドバイスや感想を直にもらうことができるので、整体師養成スクールのカリキュラムには何度かこの時間を設けております。
講師である私とは何度もお会いしているのと比べると、初対面の(面識が少ない)受講生や卒業生に施術をするのは緊張するかもしれませんが、実際に整体院で施術する場合は緊張している場合ではないので、初対面の方にも心を開いていただけるような声掛けと、骨格を理解した上で施術をする練習をしているのです。
このとき私は、受講生さんの手元だけでなく、姿勢もチェックしております。私自身がモデルになると見えない部分ですよね。
いくら体感として素晴らしいマッサージをしていても、効果のある技術を身につけたとしても、施術する人の姿勢が悪ければ、そのうち力を込めてしまうかもしれませんし、年を重ねた時に腰痛などを引き起こしかねません。手元に夢中になって、ついつい背中が丸くなったり、重心がズレたままになってしまわないように、習いたてのうちからクセをチェックします。
そして写真をご覧いただくと、整体院でよく見る光景とは異なるのがおわかりいただけるかと思います。
施術する人も座っていますし、手前の男性ペアを見ると、仰向けの状態で背面のマッサージをすることができるんですね。
もちろん、立位で施術することもできますが、座位で施術することで「施術者の体重をかけて力で押しているわけではない」ということが改めて伝わるかなと思い、この写真を掲載しました。
そして患者様にはうつ伏せになっていただくこともありますが、こうして仰向けでも背面の施術ができるということは、うつ伏せが苦しいと感じる方にも施術ができるということなんです。
人の自然な姿勢は、やはりうつ伏せではなく、仰向けです。その姿勢でいる時間を確保し、ゆったりとした呼吸をしながらのマッサージは、より効果的だと思います。
施術中に患者様との会話はOK しかし手元は狂わせることなく正しく施術ができる事が大事
今回の実技演習は、本番を想定して行うものであり 私(塾長)の監督の元、時間も計り、評価も行う為、テストのような感じになるのは否めませんが
実践はもちろんテストじゃあありません・その為、この施術講義中もいつもの講義と同じように、施術役・患者役との会話を大切にしています。
(私は本番の施術にはいないのでもちろん黒子に徹してます)
患者さんとのコミュニケーションも大切ですからね(^^♪ それにテスト形式で無言で行うと、(施術役も受ける方も)過度な緊張により手元が狂うこともあるかもしれませんからね あくまでも自然体に近い状態で行ってもらう事が一番ですから。
しかし、会話に夢中になって手元が狂っては本末転倒です。
お話したように、会話をするのは大事だけど、その前に正しく指圧マッサージ出来る事があってこそです。
この事、大切にしてもらいながら講義を行っております
坂本指圧マッサージ塾では基本的にはマンツーマン指導を行っていますが、時々このように他の受講生と一緒に学びの時間を取ることもありますので、「卒業してからいきなり他の人の施術をする」わけではありません。安心してご受講いただけます。
興味を持って下さった方は、無料ガイダンスからお越しください。お待ちしております。