指を痛めない坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
11月に開催する坂本指圧マッサージ塾主催の特別講座について、ご案内致します。
11月の内容は、国家試験対策として、骨学(骨学から見た筋学と経絡経穴)についてお伝えします。
8月に夏季集中講座を行い、十数人の受講生さんが来てくださいました。
このときは、上半身・下半身の筋についてお話ししました。夏季集中講座の様子はこちらからご覧ください。
前回の日程で予定が合わなかった方や、このブログを読んで今回初めて開催を知った方もおられると思います。
そのような方には、個別でサポートさせていただきます。
前回の講座も個別受講できます!
2023年分の上半身・下半身の筋学講座は終了しましたが、個別に塾に来ていただきましたら、講座を受けることが可能です。個別枠ということで、人数・枠には制限がありますので、お早めにご連絡ください。
通常講義として(1講義90分/2講義3時間も可能)対応させていただきます。また前回参加したけど、もう一度復習したい!という方も同様にご連絡くださいませ。
このようなイベントにご興味のある方は公式LINEにご登録いただくと、情報が確実に届きます。
有資格者の方、一般の方(学生以外の方)はこちらから
専門学校生さんはこちら(学生専用公式LINE)
それではこのブログでは、11月の講座内容をご案内致しますね。
11月講習会の内容(午前・午後) どんな感じの講座なのか
11月講座では骨学をメインに行います。骨学でのポイントを簡潔にお話しすると
1 関節を構成する骨のポイント2 筋が付着する骨のポイント
3 体表から触診でき尚且つ 経穴・筋の指標となる骨のポイント
をしっかり押さえる事になります。
この点を重視して、座学と触診を併せ持った、国試対策だけど実践にも役にたつ講義を展開して参ります。
どんな感じの講座なのか 詳細内容をご覧くださいませ
坂本マッサージ塾「11月講習会」の内容
11月講座では骨学をメインに行います。骨学でのポイントを簡潔にお話しすると以下の通りです。
- 関節を構成する骨のポイント
- 筋が付着する骨のポイント
- 体表から触診でき尚且つ 経穴・筋の指標となる骨のポイント
この点を重視して、座学と触診を併せ持った、国試対策&実践にも役立つ講義を展開して参ります。
午前の内容(体幹の骨・上肢の骨学、骨学からみた筋学・経穴)
実際の資料を使い、どんな感じで講義を進めていくか解説しますね
体幹の骨のポイントー椎骨・胸郭・骨盤の特徴を掴み、骨を実際触りながら確認し、椎骨の特徴を掴む
椎骨とは頸椎・胸椎・腰椎と分かれます。そして仙骨・尾骨も元々尾骨の一部です。椎骨の基本体型は胸椎で、胸椎でここで椎骨のと特徴を掴み、そこから、胸椎を元に頸椎・腰椎・仙骨の違いと共通点を比較するのがポイントです。
比較表を載せておきます。皆さん思い出せたでしょうか?
骨盤は、(体幹の骨の)仙骨・尾骨と(下肢帯の骨の)寛骨が結合したものです。
この骨盤では骨盤の性差と骨盤腔の構成を覚える事が大切であるといえるでしょう。
このようにビジュアルと骨標本を見て、骨盤の違いや特徴を掴んでいきます。胸郭も同じく説明していきます。
体幹の骨は主に体幹の骨と関節の得票を掴むのに重視していけばいいのですが、上肢・下肢は違います。上肢下肢はその骨に付着する筋と、骨が指標になる経絡経穴についても確認していく事が大切です。それを少し紹介してきましょう(^^♪
体幹の骨のポイントについては、椎骨・胸郭・骨盤の特徴を掴む事が大切です。
上肢のポイントー上肢の骨だけでなく骨につく筋もイメージし、骨が指標になる経絡について(ここでは手の6経絡についても)確認していきます。
上肢には、肩・肘・手首などの関節は多くの筋により動かされます。その数は体幹の比ではありません。だからこそ、上肢の関節を理解することが大切なのです。そして、上肢には体幹(胸)から手先に向かう手の3陰経・手先から体幹(顔)に向かう手の3陽経の、合わせて6経絡が流れています。
上肢に流れる経穴を探るためにはどうしても骨学が大切なのです。
また上肢を動かすためにはいくつもの筋が必要です。だからこそ、上肢である、肩甲骨・鎖骨・上腕骨と続く事の特徴とそれぞれの関節を理解し、その上で、筋が付着する部位、経絡経穴の指標に使われやすい部位をしっかり理解していくのです。
つまり骨学の勉強をしながら、筋学・経絡経穴学をも再確認する訳です。
例えば、上腕骨下部には肘関節を構成する上腕骨滑車、上腕骨小頭など そして他に上腕骨内側上顆・外側上顆があります。
この上腕骨内側上顆・外側上顆には前腕・手・指を動かす筋がついてます。
例えば、内側上顆から起始する筋はない内側上顆から放射線状に配列するのが下の図を見るとわかりますよね。
- 円回内筋ー親指が向かう先ー手の太陰肺経の孔最穴が当たる
- 橈側手根屈筋ー人指指が向かう先
- 厥陰心包経が通るー郄門穴~大陵穴まですべて当てはまる
- 長掌筋ー中指が向かう先
- 浅指屈筋ー薬指が向かう先
- 少陰心経が通るー霊道穴~神門穴まですべて当てはまる(少陰心経の経穴部位では尺側手根屈筋腱の橈側縁と書かれている)
- 尺側手根屈筋ー小指が向かう先
というように、上腕内側上顆がわかり、上腕骨内側上顆からつく5つの筋走行がわかれば、手の厥陰心包経・少陰心経の走行がわかってくるのです。今回の講義ではここまで解説できたらと思います。
午後講義(上肢の残り、下肢の骨学、骨学からみた筋学・経穴)
午後講座では前半で終わり切れなった上肢を終えた後に、下肢の講座に入ります。
下肢のポイントー下肢の骨だけでなく骨につく筋もイメージし、骨が指標になる経絡について(ここでは手の6経絡についても)確認していきます。
骨学でのポイントでお話しした通り、次の3つが重要です。
- 関節を構成する骨のポイント
- 筋が付着する骨のポイント
- 体表から触れれて尚且つ 経穴・筋の指標となるポイント
【1】関節を構成する骨のポイント
例えば下記の図で膝関節を構成する関節と、それを支持する関節半月・十字靭帯・側副靭帯についてリアルに説明しています。
実際にどのような構造になっているか想像できなくてはいけません。そのために見やすさにこだわり資料を作成しています。
次は【2】筋が付着する骨のポイント、【3】体表から触れれて尚且つ経穴・筋の指標となるポイントの2点についてです。
下記は脛骨の図です。脛骨の特徴を解説していきますが、この脛骨が経絡経穴の足の3陰経を測る上で非常に大切な指標になります。
特に脾経、ここで脛骨内側縁上に下腿の脾経が並び、また脛骨の内側縁と脛骨の内側顆下縁の交点に脾経の陰陵泉穴があることを解説しています。骨がわかるからこそ、経絡経穴の位置がしっかりわかるわけですね。
次の図では、脛骨粗面の内側には3つの筋が同部位に付着していること説明してます。
さて、この脛骨粗面内側の同部位に3つの筋の件が付着し形成しているものはなんでしょう?またその3つの筋とはなんでしょう?
その答えは、鵞足、そして鵞足を改正するのは縫工筋・半腱様筋・薄筋ですね。
このように、骨で実際に体表か触診でき、尚且つ、筋の付着部だったり、経穴の指標になる所が大切なるので、資料にいくつも問題と共に載せています。骨学もただ丸覚えするだけでは意味がありませんね(^^♪
下腿の経穴や筋についてまとめた資料です。よければご覧ください。
国家試験対策のコツとは!?
国家試験対策のコツは、インプットとアウトプットを高速で回すこと!とにかく覚えたものはすぐに問題に挑戦してみることです。
では、以下の問題を答えてみてください(^^♪ 実際に資料から抜粋した問題で、講義中に出題している一部です。
答えはこちら↓ しっかり解説を記しているので、ビジュアルを見ながら理解して参りましょう
いくつ解けたでしょうか?
国家試験は四択問題なので、国試においては4つの中から選択する力が必要!と思われる方がおられるかもしれませんが、それは半分違います。
できるだけ頭の中でイメージし基礎を理解できてこそ、応用問題にも対応できるのです。
その上で過去問を解いていけば、きっと身につく速度も速くなるでしょう。この12月までの間が基礎を学べる最後の機会だと思ってください。
講義中はこのように、できるだけ頭の中でイメージしやすいようにビジュアルを重視した問題を用意しています。講義終了後、
国家試験に即した四択問題も配信していきます。しかし、ただ過去問に取り組む、四択問題を解くだけでは終わらないのが、坂本マッサージ塾の国試対策です。実際に骨標本に触れ、自身の体を触り、受講生同士で触診


では、どんな風に講義を展開していくかというと、まずは骨の基礎を座学でポイントをふまえてお伝えします。
骨模型を触りながら、また自身の体を触りながら実感を持たせて学ぶことができます。
また、他の受講生の体をお借りして、体表から骨を探り触診できるようにしてきます。
この時、骨学だけでなく、骨に付着する筋やその骨を指標とする経穴などのお話しをしていきますので、骨学だけでなく多くの知識を実践で学ぶ事ができます・。
もちろん
国試対策にもなるように、インプットした知識、アウトプットした触診を頭でまとめる為に、練習問題もその都度出題していきます。
こうする事で、実践のためにも、国試対策のためにも、これらの学ぶ基礎をつけていきます。
【参加者限定】11月講座の予習講座と復習講座をオンライン開催
11月講座で学んだ内容をしっかり定着させるため、前後の日程でオンライン講座(予習・復習)を行います。
参加資格は11月講座にご予約された方のみになります。(午前のみ・午後のみ参加の方もOKです)
それぞれ約90分の予定です(休憩有)。ご予約後、zoomのパスコードを送りますので、開始時刻までにお入りください。
オンライン事前講座(11月講習前の予習)
第1日目:11月6日(月)20時~/上肢(前腕)の6経絡の復習
第2日目:11月10日(金)20時~/下肢(下腿)の6経絡の復習
オンライン復習講座(11月講習後の復習)
第1日目:11月13日(月)20時~/体幹の骨と上肢の骨(骨学からみた経穴と筋)
第2日目:11月17日(金)20時~/下肢の骨(骨学からみた経穴と筋)
オンライン講座に参加できない方へ
オンライン事前講座に参加できなくても、11月講座ご予約者全員にアーカイブ動画をお送りします。(午前講座のみの方にも送ります)
オンライン事前講座を受講したい方は、オンライン講座の前日までに11月講座にご予約くださいませ。
国家試験問題を含め、私が作った問題を多数配布
講義は説明をもとに行います。その後、ご自宅でも復習できるように、国家試験を想定した問題(解説付!)を多数配布いたします。またオンラインでも後日復習しますので、がっつり今回のタイトルどおり、筋学・経穴解剖学を攻略!してまいります。
講義に受けるか迷っている方は個別相談をご利用ください。どんな内容で行うか、そしてどんなことがポイントなのかをお話しします。ただし、本気で学びたい、克服したい方に限らさせていただきます。


私の講義に対する考え方は「座学だけで終わらせない!」です。座学で学べば即実践!これを繰り返していきます。
これは指圧マッサージの技術を学ぶときも、解剖学などの座学を学ぶときも同じです。実践と理論は表裏一体です。「体で動かし頭でイメージする」と、「頭で考え、体を動かし実践する事」はセットなのですね。
講義に受けるか迷っている方は個別相談をご利用ください。どんな内容で行うか、そしてどんなことがポイントなのか個別にお話しします。
ただし、本気で学びたい、克服した方に限らさせていただきます。
講義の日時
11月12日(日)
①午前の部(10時~13時)体幹の骨・上肢の骨学(骨学からみた筋学・経穴)
②午後の部(14時~17時)上肢の残り、下肢の骨学(骨学からみた筋学・経穴)
ご予約者全員に、事前オンライン講座(11月6日・10日)・復習オンライン講座(11月13日・17日)に参加可能です
11月講座の参加者全員にオンラインzoomのパスコードを送らせていただきます。
受講料
【各1講義】学生:4,500円/資格所持者と一般の方:6000円。チケットをお持ちの方は1回分消化。
【1日講義】学生:9,000円/一般:12,000円。チケットをお持ちの方は2回分消化。
1講義だけのご参加も大歓迎です!今回は特別講座なので、無料ガイダンスによる初回無料講義は適用されません。
キャンセルに関して
キャンセルは基本、講義の前日までOKです。ただし当日キャンセルは、学校の理由・家庭の理由・体調不良などやむを得ない理由以外は、1日1講義分のキャンセル料をいただきますことをご理解ください。
参加条件
公式LINEにお友達登録された方。
国家試験対策向けの講座で、総合的なテスト対策になりますので、2・3年生または既卒者にさせていただきます。
※定員を設けて行いますので、本気で学びたい方、本気で苦手科目を克服したい方に限らさせていただきます。
準備物
解剖学の教科書・経絡経穴の教科書をお持ちの方はご用意ください。
定員
各講義、最大12名まで(先着順) 残り6名
場所
坂本指圧マッサージ塾近郊の施設(ミーティングルーム)にて。講義中の途中参加・退出はOKです(その折は一声おかけください)
人数が5人未満の場合は、塾で行います。
集合場所・アクセス
塾に開始時間の10分前までには塾にお集まりください。そこから一緒に移動します。
ミーティングルームのある施設の場所がわかる方は、施設前に5分前までにお越しください。
遅刻・欠席などのご連絡は公式LINEよりご連絡ください(急ぎの場合は坂本の携帯電話におかけください/090ー3979ー2728)。
塾までのアクセスはこちら
ご予約方法と締切
公式LINEのメッセージより、参加希望の旨と、お名前、連絡先(携帯電話番号)をご連絡ください。
11月12日(日)の、①午前・午後どちらも参加 / ②午前のみ参加 / ③午後のみ参加 ①②③いずれかをお選びください。
【受付締切】各講習会日の前日(11月11日(土))の午前10時まで。または定員に達した時点で締め切らさせていただきます。
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