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2026/03/13

2024年の国家試験問題を見ていただいた上で、なぜ筋学を中心に神経・骨・取穴講座を春に開くのか(なぜ春に受講した方がいいのか)について解説していきます。


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このブログでは、国家試験をふまえて、以下の内容を解説していきます。

  1. なぜ筋学を中心とした神経・骨・取穴講座を開くのか
  2. なぜこの時期(春)に開講するのか
  3. なんと!柔道整復師向けの問題が出題されていた
  4. 運動学から経穴をみた問題が多く出題されている
  5. 基礎固めのない方は国試前に苦労することがあります
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2026/03/13
手の三陰経上腕編  

1.12経絡の流れを知ろう

 4経絡で体全身を周り、それを3回まわっているのが12経絡。体には12対の経絡が流れています。その経絡は、以下の4種類に分かれます。

 

手の3陰経、手の3陽経 / 足の3陽経、足の3陰経

またこの4種類の経絡それぞれ1経絡ずつが連なって体全身を回ります。

 

そしてそれを3回くりかえすのです。

つまり、手の陰経→手の陽経→足の陽経→足の陰経で一回周り、また手の陰経→手の陽経→足の陽経→足の陰経で2回目、次に3回目と回っていくのです。


指圧 マッサージ  経絡指圧 マッサージ 経絡

次に、この4種類の経絡には、流れの向きと経絡が始まる所と終わるが決まっています。 


  1. 手の陰経は 胸→手先
  2. 手の陽経は 手先→顔
  3. 足の陽経は 顔→足先
  4. 足の陰経は 足先→胸

この順で回るという様になります。4の後、胸に帰れば、また「1.手の陰経:胸→手先」にいくわけですね(^^♪

 


 

指圧 マッサージ 経絡

指圧 マッサージ 経絡
例えば、「1.手の太陰肺経→2.手の陽明大腸経→3.足の陽明胃経→4.足の太陰脾経絡」と、4本の経絡で体全身を1周回っているのが、後は他のそれぞれの4経絡が2周回る事で、12経絡が体全身を3周回る事になります。

この流れを知る事で、次の経絡の大体の走行と向きが理解できてきますね。

 


では今回の本題、手の6経絡【上腕 前腕、手】について話していきましょう。

足には足の3陽経、足の3陰経の6経絡が走っています。

 

上記でお話した通り、経絡の流れはつぎのとおりです

 

  1. 手の3陰経は 胸→手先
  2. 手の3陽経は 手先→顔
  3. 足の3陽経は 顔→足先
  4. 足の3陰経は 足先→胸

 

この4経絡で体を一周、それを3回回って12経絡になるわけですから、手の6経絡の流れは、「①手の3陰経は胸→手先」「②手の3陽経は手先→顔」になりますね。手の太陰肺経ならば、胸から始まり手先に終わるわけです。


上腕・前腕。手先に置き換えればこうです。

上腕→肘→前腕→手首→手指が手の3陰経

手指→手首→前腕→肘→上腕が手の3陽経

 

まずはその向きを理解しましょう。

 

手の三陰経は、手の太陰肺経(写真では赤)、手の少陰心経経(写真では青)、手の厥陰心包経(写真では緑)、どれも足先から胸へ向かうのがわかりますね。ここでは手先から上腕までが確認できます。

手の3陽経、足の陽明大腸経(写真では赤)、足の太陽小腸経(写真では青)、足の少陽三焦経(写真では緑)、どれも手先から顔にいきます。ここでは手指から前腕までが確認できます。
それでは手の三陰経について解説していきましょう。
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2026/03/13

経絡経穴

足の三陽経の一つ(足の少陽胆経、下腿、足の解説)を行います。

 

膝下の三陽経はつぎのとおりです。

 

下腿は膝の弁慶の泣き所から、外側と膝裏はすべて陽経の領域になりますので、足の太陽膀胱経は一番後面の膝裏(下腿後面)。

 

足の陽明胃経は、陽経では一番前面(下腿前外側)、足の少陽胆経は胃経と膀胱経の間で側面(下腿外側面)を流れているのがわかります。

 

胆経の流れがわかった所で、下腿・足の少陽胆経の並びを順に書き出し領域ごとに分け、膝、下腿〜の経穴を順にあげていきましょう。


 

 

陽陵泉穴→陽交穴→外丘穴→光明穴→陽輔穴→懸鐘穴→丘墟穴→足臨泣穴→侠渓穴→地五会穴→足竅陰穴 の順になります。 

 

経絡経穴

次に この陽陵泉穴~足竅陰穴までを、下腿、足首、足先 の領域別にで分けていきましょう。



下腿:陽陵泉穴→陽交穴→外丘穴→光明穴→陽輔穴→懸鐘穴

足首:丘墟穴

足先:足臨泣穴→侠渓穴→地五会穴→足竅陰穴 に分かれます。

 

並びを覚え、この大体の領域に分けて理解する事が大切になるんです。

では一つ一つ解説していきましょう。

 

まずは、下腿の尺度を測る事が大切です。

下腿の陽経はすべて、外果尖〜膝窩中央【膝窩横紋、膝蓋骨尖端】で1.6尺で計ります。


※下腿の陰経は1.5尺で計りますから混同しないよう注意しましょう




経絡経穴

まずは これを忘れないように覚えましょう! 

 

下腿の胆経を計る上では、腓骨頭・外果、そして腓骨の全容を掴む事が大切です。


まずはじめでは、腓骨頭と腓骨頭の前下方の陽陵泉穴を掴む事が大切です。

陽陵泉穴ー腓骨頭の前下方

腓骨頭の触診の仕方
膝を曲げて 膝の外側の膝窩横紋を確認します。その膝窩横紋の下を探るとすぐ下に骨にあたります。それが腓骨頭になります。
腓骨頭と陽陵泉穴腓骨頭と陽陵泉穴
腓骨頭と陽陵泉穴の探り方 腓骨頭と陽陵泉穴の探り方
この腓骨頭の輪郭を確認しましょう
腓骨頭と陽陵泉穴の探り方 腓骨頭と陽陵泉穴の探り方
腓骨頭の前の下 頭の前の首ねっこが陽陵泉穴です
この陽陵泉穴から外果尖までが1.4尺になります。つまり、膝窩(膝窩横紋)から外果尖までが1.6尺なんで、陽陵泉穴は膝窩(膝窩横紋)から下2寸になります。

腓骨頭と陽陵泉穴の探り方 腓骨頭と陽陵泉穴の探り方
この陽陵泉穴~外果尖1.4尺が下腿の胆経(陽陵泉穴→外丘穴→陽交穴→光明穴→陽輔穴→懸鐘穴)を計る上での指標になります。
この指標はすべて腓骨沿いになるので、今度は腓骨の触診をしてきましょう。(腓骨頭から外果までが腓骨になります)
陽陵泉穴

この陽陵泉穴~外果尖1.4尺が下腿の胆経(陽陵泉穴→外丘穴→陽交穴→光明穴→陽輔穴→懸鐘穴)を計る上での指標になります。

この指標はすべて腓骨沿いになるので、今度は腓骨の触診をしてきましょう。(腓骨頭から外果までが腓骨になります)

腓骨は外果尖からは確認してきます

腓骨の触診の仕方
まず外果を確認しましょう。外果の輪郭をしっかり確認して、その下端にある外果尖を確認します。外果を確認したうえで、外果のすぐ上の腓骨を指で前後に挟みます。

胆経 胆経
そのまま指で挟みながら上に行きましょう。下腿の胆経はこの腓骨の前後に存在することになります。陽陵泉穴(腓骨頭の前下方)から外果尖までを1.4尺で計ります。
陽陵泉穴から下の陽交穴~懸鐘穴は、陽陵泉穴(腓骨頭の前下方)から外果尖までの中点から下7寸上の腓骨の前後に並ぶことになります。
 
それでは、陽陵泉穴から下の、外丘穴→陽交穴→光明穴→陽輔穴→懸鐘穴を確認してきましょう(^^♪
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2026/03/12
まず手の三陰経はすべて次の順番を通ってきています。

胸 → 腋窩横紋前端 → 上腕 → 肘窩横紋 → 前腕 → 手首 → 手指。 

 

上腕・肘が終わったのならば、前腕・手首になります。肘・前腕・手首の順で三経絡を並べるとこんな感じです。

  • 手の陽明大腸経ー(手首)陽渓→(前腕)遍歴穴・温溜穴→下簾穴→上簾穴→手三里穴→(肘)曲池穴
  • 手の少陽三焦経ー(手首)陽池穴→(前腕)外関穴・支溝穴→会宗穴→三陽絡穴→四トク穴→(肘)肘頭
  • 手の太陽小腸経ー(手首)陽谷穴穴→(前腕)養老穴・支正穴→(肘)小海穴

陽明台大腸経 少陽三焦経太陽小腸経

まずはこの並びを覚えましょう(^^♪

手の三陽経

肘窩横紋から手関節にまでの骨度は1.2尺 まずは手首と肘関節の経穴を覚える

前腕とは肘から手首までの間の事を指します。この前腕の経穴を求める為には、肘・手首の経穴を探らなくてはなりません。

まず肘から手首までの骨度を測ります。

肘窩横紋から手関節にまでの骨度は1.2尺として測ります

 

それぞれの手首にある陽経の経穴~肘にある3陽経の経穴も1.2尺として測ります。


  • 手の陽明大腸経では陽渓穴~曲池穴までも同じ1.2尺
  • 手の少陽三焦経でも陽池穴~肘頭までも同じ1.2尺
  • 手の太陽小腸経でも陽谷穴~小海穴までも同じ1.2尺

これは必ず覚えましょう! これがわからなくては経穴もあったもんじゃないです。

 

それではではまず肘窩横紋上の3経絡の経穴と、手首の3経絡の経穴の確認から解説していきます。
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