それでは今回はセルフケアでできる、指を痛めない予防 指圧グーパー体操2(合谷腕骨2点指圧編)をご紹介していきますね。
何度もお話ししますが、ココで一番大切な事は、指圧ポイントに確実に指圧固定できる事が大切です。そして、指圧固定を動かさず維持したまま、グーパーさせることにあります。では手順を説明していきましょう。
セルフケアでできる 指を痛めない予防 指圧グーパー法2(合谷腕骨2点指圧編)
合谷穴・腕骨穴に点同時指圧グーパー体操の手順紹介
【手順1】合谷穴の指圧ポイント
親指を上に向けた姿勢で人差し指と親指のそれぞれの指の骨を触り、それぞれ人差し指・親指の骨の付け根までたどり、そのまま骨同士が重なる所まで探ります。その重なりの手前の凹みが合谷穴です。
【手順2】合谷穴の指圧の仕方
写真のように、押さえる側の手を押さえられる側の手が向かい重なるように合うようにして、押さえる側の親指で合谷穴を上から押さえます。
押さえながら写真のように人差し指側の骨のすぐ下に指が入るように指圧します。指圧したら下から骨を指で押さえるように固定させる事がポイントになります。
指圧しながら手をグーパーさせて指圧ポイントが動かないか確認しましょう。ここ合谷穴だけを指圧グーパーしても構いませんが、今回は応用技の2点同時指圧なので、続きを解説しますね(*^▽^*)
【手順3】腕骨穴の指圧の仕方
腕骨穴は手の甲で小指側の骨の付け根~から手首のまでの、腺上のちょうど間にあたります。
※正確な腕骨の位置は、三角骨と小指側の骨の付け根との間になりますが、今回はこちらを腕骨穴として紹介します。合谷穴から親指で指圧、腕骨穴に人さし指で指圧する事で手を掴み上げるようにしっかり指圧で固定する。
2点同時に指圧するとちょうど、UF0キャッチャーのアームのように、合谷(親指で指圧)と腕骨(人差し指で指圧)が挟まれ、(両方の指圧する指が骨の下に指圧されているので、下から上に2点の指圧ポイント吊り上がるように固定されるのが分かります(写真1)。
【手順4】2点を指圧固定しまま、ゆっくりグーパー体操
両方からしっかり2点を固定し動かさないまま、手をゆっくりグーパーさせていきます。これは2点がしっかり固定されてないと効果が出ませんので、しっかり固定ができていることが大切です。
塾長より一言
いかがでしょう?2点とも指圧感が伝わったでしょうか?
親指側の指圧ポイントも、小指側も指圧ポイントも、指の疲れがたまりやすい場所ですので、効果的に弛めていく絶好の指圧ポイントになります(*^▽^*)
指圧ポイントを的確に押さえ、固定できたのを確認した上でグーパーしていきましょう。
合谷穴と腕骨穴の効能
本日はここまで。ありがとうごいました。