指を痛めない施術方法を教えている、坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
毎月第3日曜日に、施術の講習会を開講しており、現役の専門学校生や卒業生(国家資格保有者)、そして当塾の
整体師・セラピスト養成コースの受講生&修了生が一堂に会し、施術のスキルアップを図っております。
(国家資格を目指す人と同じレベルで、整体師を育成しておりますので、セカンドキャリアに興味のある方はお問い合わせください)
どこの治療院に就職しても、どんなコンセプトの治療院を開こうとも、必ず肩コリに悩む患者様に出会うでしょう。それもガチガチになってから来られるケースも多いので、ついつい力任せのマッサージをしてしまう施術者もいます。そうするとその場しのぎになり、自身の評判を落とすことになりかねません。
そこで坂本指圧マッサージ塾では、10月11月の勉強会では、肩の施術を解説いたしました。
10月の講習会の様子と受講生さんからのご感想はこちらに書いていますので、ぜひご覧ください。
11月の講習会の様子とご感想をご紹介しますね。
患者様が仰向けでの肩のマッサージ

患者様がうつ伏せになった状態でのマッサージ方法を90分ほど行い、それ以降は、仰向けになった状態での肩のマッサージ方法を解説後、ペアになって練習していきました。
その際に、骨学や筋学を思い出して、実際に自分やペアの人の身体に触れて確認します。わからなければ、その場で手を挙げてもらってクリアにしていけるのは、少人数制ならではですね。解説には骨模型を使いますが、男性受講生さんが脱衣してくださったので、水性マジックでラインを引かせていただいて、よりリアルに学ぶことができました。
施術者の姿勢に注意

患者様に負担のないように施術をすると同時に、私たち施術をする側の姿勢も気を付けなければ、腰痛を引き起こしてしまいます。
力任せに押すことはないといえども、適切に圧をかけるためには患者様(マッサージ部位)に対して垂直(まっすぐ)に自分がいることが大切です。特に下半身をどっしりと構え、体幹を軸に保った姿勢を取ることも、改めてお伝えしました。
姿勢が悪いままで施術しているのを客観的に見ると、片手間でやっているようにも見えてしまうんですね。
施術を受ける患者様からは見えないかもしれませんし、パフォーマンスのために姿勢を正すわけではありませんが、胸を張ってくよくよできないのと同じで、姿勢と精神ってリンクしています。集中してマッサージができるようにも、特におへその位置を意識して正していきましょう。
それでは受講生さんからのご感想をご紹介します。

肩甲骨施術の中でも難易度の高い仰向けで内側縁に指を立てて、上から負荷をかけるやり方を学びました。
数年前から教わっていたのですが、最近になってようやく少しわかるようになりました。
体得するのに時間がかかるものですから、時折り復習させてもらえるのは非常にありがたいです。
こうして少しずつステップアップしていきたいです。
(整体師・セラピスト養成コース卒業生さん/40代男性)
肩こりはどの患者様もおっしゃるお悩みであり、慢性的なケースがほとんどなので、「強めに押してほしい」と要望を出される患者様もいらっしゃるかもしれませんが、力でぐいぐい押すことを繰り返すと悪循環です。施術者の親指も潰れてしまって使い物になりません。
治療家の指を痛めずに、患者様の身体にも負担をかけない指圧の仕方を習得したい方は、坂本指圧マッサージ塾がお役に立てるかと思います。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。