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治療家のための指や腰を痛めないマッサージ塾 坂本指圧マッサージ塾

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  2. ハンドフットセルフケア指圧マッサージと手の運動
  3. セルフケアで使える2点同時指圧指圧ストレッチからの臨床への応用 一例紹介(中編)
 

セルフケアで使える2点同時指圧指圧ストレッチからの臨床への応用 一例紹介(中編)

指体に負担をかけない指圧マッサージ 大阪

こんにちは 坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です

 

前回よりは手首の指圧ストレッチについてお話しています

 

以前にも指圧ストレッチ法はご紹介してきました

以前のブログはこちらをご参考ください

セルフケアでできる 指を痛めない予防 指圧グーパー法1(魚際穴編)

セルフケアでできる 指を痛めない予防 指圧グーパー法2(合谷腕骨2点指圧編)

セルフケアで使える☆肘を緩める為の2点同時グーパー指圧法を紹介(少海穴と曲池穴)

前回はまで行った内容は

手首の指圧ストレッチ(太淵穴と外関穴の同時指圧ストレッチ)

についてです
今回はその続編です

前回は手首の太淵穴と外関穴に対して2点同時の指圧をご説明しました
写真は指圧している所(真上 ゆびさきからそれぞれ見たもの)
掌側から親指で太淵穴 手の甲側から中指で外関穴をそれぞれ指圧しているのがわかります
また掌側から親指で太淵穴 手の甲側から中指で外関穴を同時に逆(⇔)方向に挟むように指圧する事で
しっかり固定指圧すことができるのです(詳細は前回ブログ参照)
そして今回はそれの刺激を加えるため
指圧しながら手首のストレッチ運動を行います それがグーパー体操
次にこの
②セルフケア指圧が臨床の現場でどう活かされているかをお話しします
今回はこの2点

ではいってみましょう(^^♪

1手首の2点同時指圧からの指圧ストレッチ(グーパー運動)

2点同時指圧の流れから(前回までの2点同時指圧まで)

まずは前回の指圧中の姿勢の画像を出します
掌側では手を上に向けた体制に変えながら(写真のように)
(太淵穴である)橈骨の茎状突起の内側の凹みから橈骨の茎状突起を内側から押さえるように指圧します(赤矢印)
手の甲側では手を上に向けた体制にかえながら (外関穴である)尺骨の内側から尺骨を中指でひっかけ←の方向に押さえていきます(黒矢印)
この2つの指圧動作と掌を受けに向ける動作を同時に行います

2点を同時に指圧したままグーパー運動へ(指圧ストレッチへ)


そしてこの体制からそのまま指圧したままグーパー体操に移ります
グーパー運動中も

2つの指圧している指がぶれないようにしっかり固定できていることが前提です←これめっちゃ大切!

固定が一番大切
パーの態勢
まずはそ掌を上に向けた体制で、掌も上に開けききる 指手首を伸ばし切指の開け切りパーの態勢を取ります
もちろんこの時も2点の指圧はゆるめずぶらさず指圧固定したまま
グーの態勢 
今度はパーの態勢から(小指から順に曲げていき)指手首を曲げ切ります
もちろんこの時も2点の指圧はゆるめずぶらさず指圧固定したまま
このグーパー運動を2点同時指圧したまま繰り返し行います

そうすると
2点同時刺激の上に手首指のストレッチが加わり力を使わずに効果が上がりやすくなります


 2.セルフケア指圧が臨床の現場でどう活かされているか(2点同時指圧の施術応用版)

2点同時指圧はセルフケアで片手でお力を使わず2点の経穴を同時にしt仮指圧できる方法です
これが最も良い点は
①片手で行える事
②指圧感 固定力が増す
③ストレッチの応用が可能 などです

そしてもちろん臨床にも応用できます!
今回はそれを以前お話しした肘のセルフケア指圧を加えて行います
まず

臨床にどう生かせるのかについて(両方の手で多くの指圧を同時に行う事が可能に)

お話しします

それは
手のセルフケアは基本片手で行なわなければいけない 
しかし患者様相手の実際の施術ではでは両手が使う事ができることです

これが大きな利点です つまり実際の施術では
片手で指圧しながら もう片方でも指圧を行う事が可能なのです

熟練度が上がれば
上記で説明した
片手で2点指圧をしながら もう片方で同じく2点同時指圧も可能になるのです
(つまり一度の指圧動作で4点指圧が可能になります 場所によれば5点6点も可能です)

その施術の一例を今回ご紹介します

※しかし  この技術は熟練度を要します まず大切なのは1穴を1指圧で正確に指圧できる基礎を身に着ける事
 その上での技術とお考え下さい
(当塾では指圧の基礎から2点同時指圧 ひいては4点同時指圧の仕方などの応用も習得できるよう考えております)

それでは実際の施術の1例をあげましょう

4点同時指圧 (2点同時指圧×2部位)の施術例紹介(詳しい紹介は次回お話しします)

題名でも書いてある通り
2点同時指圧×2部位です
片方の手で1部位の2点同時指圧ともう片方で同じく1部位の2点同時指圧を行う流れです
その2つの2点同時指圧を行う施術法は

①手首の2点同時指圧(太淵穴と外関穴)→これは前回紹介した内容ですね

②肘の2点同時指圧(少海穴と曲池穴)→肘の関節を両側から親指と人差し指で挟むように指圧する手技です

の2部位になります 手首に関しては上記の復習や前回のブログでお話したので割愛します
ここでは肘の2点同時指圧の復習を少しします そのあと4点同時指圧のks簡単な紹介をし
次回詳しく 
実際の手首と肘の4点同時指圧とそれを使った指圧ストレッチをご紹介していきます

それではまず肘の復習をいきましょう


肘の2点同時指圧(少海穴と曲池穴)の確認 4点同時指圧にむけて


肘を緩める為には 手指の曲げ伸ばし・前腕の回内回外運動をする筋が付く(指・手を動かす筋の大半は肘からついている)

上腕骨内側上顆(少海穴)・上腕骨外側上顆(曲池穴)の2点を指圧して緩める事が大切です
今回の肘の2点同時指圧は
この上腕骨内側上顆(少海穴)・上腕骨外側上顆(曲池穴)の2点を同時にに押さえていく方法です
写真2は肘を下から支え指圧する手です この上に肘が乗る仕掛けになります
親指で少海穴 曲池穴を中指で両側から肘を挟み込むように指圧します 
この掌に肘をしっかり抱え保持することも重要です

2点同時指圧の1つ 少海穴の指圧法(親指で指圧)
掌を上にした形で肘窩の中央を指で押さえます その後肘の内側に向かい指をなぞっていきます(水色の←)
肘窩の内側の端で骨の盛り上がりにあたります これが今回のポイントの内側上顆
tこの内側上顆 親指で写真のように内側上顆の内側から親指で押さえ向き変えて内側上顆を押せるように指圧します

2点同時指圧の1つ 曲池穴の指圧法 中指で指圧

少海穴を親指で指圧したまま  次に中指で曲池穴を押さえて押さえていきます

※曲池穴は中指で押さえにくい時は人差し指で大丈夫です 人によって肘の太さは違いますから使いやすい方でOK)

曲池穴の指圧ポイントは上記の前回のまとめを参照)

外側上顆の内側から指圧(曲池穴)し内側から外側にある外側上顆を中指で押さえるイメージで指圧(肘の裏では少海穴を親指で指圧しながら)

少海穴を親指そして曲池穴を中指で指圧できたあと その指圧をしたまま 再び掌を上に向け肘窩を上に向けます
そして掌で肘をしたから支えつつ親指と中指でそれぞれ2点の両側の指圧ポイントから肘を挟むように指圧固定できるかと確認します
これで肘の2点同時指圧はOKです
これに上記の復習でお話しした
手首の同時指圧(写真1)をく反対の手で行うのです わけです 2点同時指圧×肘手首2部位=4点同時指圧がこちら

しっかり手首。肘が支えられ暗てしているか 
4点の指圧はしっかり固定指圧されているかを確認しましょう

次回はこれをこの4点同時指圧の詳しい説明と注意点とその応用と利点をご紹介していきます

今回はここまで
ありがとうございました。(^^♪

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