「40代・50代からでも、新しいことを始めたい」「手に職をつけて安定した収入を得たい」―そんな風に考えているあなたへ。
近年、セカンドキャリアや副業として注目されているのが「整体師」です。
しかし、整体師になるにはどのような資格が必要なのか、開業するにはどうすればいいのかなど、疑問も多いのではないでしょうか。
この記事では、整体の資格の種類や取得方法、開業のメリット・デメリットを解説します。また、実際に整体師として活躍している方々の成功事例も紹介しますね。
整体師になるには?資格の種類と取得方法
整体師になるためには、必ずしも国家資格が必要というわけではありません。民間資格が主流であり、様々な団体が独自の資格を発行しています。代表的な資格としては、以下のものが挙げられます。
- 柔道整復師:国家資格であり、骨折・脱臼などの応急処置や、捻挫・打撲などの症状に対して施術を行うことができます。
- あん摩マッサージ指圧師:国家資格であり、マッサージや指圧などの施術を行うことができます。
- カイロプラクティック:民間資格であり、背骨や骨盤の歪みを調整することで、身体のバランスを整える施術を行います。
- オステオパシー:民間資格であり、身体全体を一つのかたまりとして捉え、構造的な問題を改善する施術を行います。
これらの資格を取得するには、専門学校に通ったり、様々な団体が開講しているスクールなどを利用したりする方法があります。コロナ渦では通信講座でも学べるようになってきたようですが、技術を動画で見て学ぶのか、そのときだけ通うのか…国家資格ではないだけに整体師になる方法を探せば本当に色々なパターンがあります。
整体院を開業するメリットとデメリット
整体院を開業するメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 自分のペースで働ける:営業時間や休業日などを自由に決められるため、ワークライフバランスを調整しやすいです。開業する場所も自分で決めることができるのも大きなポイントですね。
- 人に喜ばれる仕事:施術を通して、多くの人々の健康に貢献することができます。
- 健康の知識が身につく:誰もが平等に加齢とともに、健康状態に変化が現れることが多いです。ご自身かもしれませんし、あなたの親御さんかもしれません。そんなときに知識があると慌てる必要はありません。
一方で、デメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 初期費用がかかる:店舗の賃貸や開業に必要な備品など、最初はある程度のまとまった資金が必要です。ただ場所に関しては、自宅の一室を活用する人も増えていますね。また、鍼やお灸のような消耗品が不要なのは、整体のメリットではあると思います。
- 顧客獲得が難しい:初期は、顧客を開拓するために積極的に宣伝活動を行う必要がありますが、もちろんこれはどの業種にも言えることです。
- 責任感:デメリットというわけではありませんが、患者様に寄り添う心と技術が必要ですので責任感と誠実さは当然求められます。とはいえ、これもどんな仕事をするにしても言えることですが。
40代・50代からの整体師としての成功事例
40代・50代から整体師として活躍している方は多くいます。彼らは、これまでの経験や知識を活かして、独自の施術方法を確立したり、地域に根ざした活動を行ったりしています。たとえば、
- 子育て経験を活かして、子供の体の悩みを持つ保護者を対象とした施術を行う。
- 会社員時代に培ったコミュニケーション能力を活かして、顧客との信頼関係を築く。
- 趣味のヨガやストレッチを活かして、独自のメニューを開発する。
など、様々な形で活躍しています。
ちなみに、坂本指圧マッサージ塾の整体師養成スクール生をご紹介します。
ご感想をいただいたときは受講中でしたが、今はご自身のペースで活動されています。
まとめ
整体師は、やりがいのある仕事であり、40代・50代からのセカンドキャリアや副業としても魅力的な選択肢です。
しかし、他人様のお身体を診させていただくわけですから、確かな知識と技術をしっかり身につけることが必要です。それは患者様のためだけでなく、施術する側のためでもあります。
この記事で紹介した情報を参考に、あなたも整体師への一歩を踏み出してみませんか?