鍼灸指圧マッサージをする上で、ツボを的確に捉える技術は、非常に大切です。しかし、学校の講義だけでは十分とは言えない面が多いのが現状です。それは教員をしてきた私自身が感じる所であります。そこで当塾では、実践に適した取穴講座を開く事となりました。
前回、2022年12月末の冬休みの時期に開催した時は多くの方が来てくださり、みなさんでみっちり取穴していきました。前回の内容や参加者さんのご感想はこちらで見れますので、ご覧くださいませ。
今回は、3講座に分けて行います。
この3講座の内容と、取穴講座の講義料金などをご説明させていただきます。
鍼のようにより奥に届くことの出来る指圧!
こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
現在、整体・セラピストコースを受講中の方のご感想をいただけましたので、こちらにご紹介いたします。
受講生さん紹介
Kさん(男性) 居酒屋経営
この方は現在、居酒屋を経営しておられ、第二の仕事ライフとして、セラピストの道を目指し、当塾に来塾されました。
元々、指圧に興味があり、仕事だけでなく自分自身や家族の健康を守る為にも、現在、居酒屋で経営をしながら毎週頑張って目標を持って塾に通われています。
こんにちは、坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
「マッサージは毎日してもいいのか」 と質問されることがあります。毎日マッサージした方が常に体がほぐれていい状態を維持できそうだけど、毎日って体にとって負担になるのではないかと心配されるお気持ちもわかります。
「マッサージは毎日してもいいのか」の答えは、「自分で行うセルフケアマッサージなら毎日してもOK」です。自身で行うマッサージでも、過剰なマッサージでなければOKです。セルフケアとはいえ、人によっては強さが違いますし、体の状態も日々違います。
そこで今日のブログでは、注意事項を中心にお話ししていきます。
マッサージは毎日しても良いが、注意事項あり
今日のブログでは上記の1~3を解説します。
こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。今回は、「マッサージは毎日していいの?オススメの頻度と注意事項」の続編になります。
マッサージは毎日しても良いが、注意事項あり
今回は残りの4~6を解説します。
今回の勉強会の内容
対象は鍼灸あん摩マッサージ指圧師を目指す学生さん
解説だけじゃない!画面上でセルフケア取穴
1.12経絡の流れを知ろう
4経絡で体全身を周り、それを3回まわっているのが12経絡。体には12対の経絡が流れています。
その経絡は、以下の4種類に分かれます。
手の3陰経、手の3陽経 / 足の3陽経、足の3陰経
またこの4種類の経絡それぞれ1経絡ずつが連なって体全身を回ります。
そしてそれを3回くりかえすのです。つまり、手の陰経→手の陽経→足の陽経→足の陰経で一回周り、また手の陰経→手の陽経→足の陽経→足の陰経で2回目、次に3回目と回っていくのです。


次に、この4種類の経絡には、流れの向きと経絡が始まる所と終わるが決まっています。
この順で回るという様になります。4の後、胸に帰れば、また「1.手の陰経:胸→手先」にいくわけですね(^^♪


この流れを知る事で、次の経絡の大体の走行と向きが理解できてきますね。
では今回の本題、手の6経絡【上腕 前腕、手】について話していきましょう。
足には足の3陽経、足の3陰経の6経絡が走っています。
上記でお話した通り
経絡の流れは
①手の3陰経は 胸→手先
②手の3陽経は 手先→顔
③足の3陽経は 顔→足先
④足の3陰経は 足先→胸
の4経絡で体を一周、それを3回回って 12経絡になるわけですから、手の6経絡の流れは
①手の3陰経は 胸→手先
②手の3陽経は 手先→顔 になりますね。手の太陰肺経ならば 胸から始まり手先に終わるわけです。
上腕・前腕。手先に置き換えれば
上腕→肘→前腕→手首→手指が手の3陰経
になります。
まずはその向きを理解しましょう。
手の3陰経は、手の太陰肺経(写真では赤)、手の少陰心経経(写真では青)、手の厥陰心包経(写真では緑)、どれも足先から胸へ向かうのがわかりますね。ここでは手先から上腕までが確認できます。
こんにちは。坂本指圧マッサージ塾の坂本周平です。
皆さん、指圧やマッサージを受けに行かれたら、セラピストがどんな姿勢で行っているか見たことはありますか。ほとんど、立った姿勢で施術している姿を想像する方が多いと思います。そう思われることは当然の事です。
私も学校で指圧マッサージを習うときも、卒業して就職したときも、立ったまま施術していました。
しかし、坂本指圧マッサージ術の指圧はほとんど座ったままで施術できます。
なぜ座位でできるのでしょう? 座位でする意味はなんでしょう? そもそも座位での指圧に効果はあるのでしょうか。